タイミングを待っていても売れないかも?不動産売却で考えるべき3つのポイント
不動産の売却のタイミング
を考えるときは、さまざまな視点から
見る必要があります。
住宅を売却したいと思っても、今後の市況
やご自身の保有している住宅の地域の
価格の上がり下がりなど、
タイミングを決めるのは非常に難しい・わかりにくい
ですよね。
もちろん、 「高く売れる」ことにこした
ことはないのですが、
建物と土地は別物
と考える必要があり、まず知っておくべきは
建物の価値は年々下がる
という事実の部分です。
皆さんこんにちは。
当サイトは建設事業と不動産事業を
行っている京都の「不動産ガイドドットコム」
が運営しています。
このページでは、
不動産や土地、家を売却するときのタイミング
についてご紹介したいと思います。
このページを読んでいただければ、
不動産の売却で失敗のない、ベストな
タイミングを見つける知識が学べますので、
ぜひ最後までご覧になってください。
●このページの目次
・「東京オリンピックまでに不動産・家の売却」がベストタイミング
「東京オリンピックまでに不動産・家の売却」がベストタイミング
今回は住宅や不動産の売却のタイミングに
関しまして、不動産業者の立場から書かせて
いただこうと思います。
現在の不動産の市況から考えると、
一般的な住宅や土地などの不動産を
売るなら、
東京オリンピックまでに不動産やマンション、
マイホームを売っておくのがベストなタイミング
ということが言われています。
この考え方は、
東京オリンピックに向けてまでは
建設ラッシュの状況であり、全体の
景気が良いという視点からの考えが
大きなものです。
できるだけ「今すぐ」がベストなタイミング
東京オリンピックの影響による景気上昇は、
もう間もなく終わりを告げます。
そして、このあとにお話しする、
「これからの日本の総人口数や
世帯数の状況」を考えたとき、
一般的な結論を言うと、
今売れるならすぐに売るべき
が一番ベストな売却のタイミング
となると考えます。
ちゃんとした不動産売却のメリットやデメリットを理解する
実は一軒家や住宅に関して言うなら、
東京オリンピックに関係なく、
売却するならできるだけ早い方が良い
という、理にかなったセオリーが業界ではあります。
ではこの後に、それらの知っておくべき
知識についてご紹介します。
近い将来の家や住宅の価格は上昇か?下落か?
現実は地域によって格差がある
土地や不動産の価格は、東京オリンピック
まで上昇していくという報道されていますが、
しかし、もっと厳密に「土地や建物の価格」
を見てみると、
上昇しているのは主要都市が多く、地方では
緩やかに下落している場合も多いです。
現実的に考えると、不動産や家の売却の
タイミングは、地域ごと、極端に言えばその
住宅ごとに考える必要があります。
※この件については後ほど詳しく解説します。
人口減少と世帯数の減少
地方では土地や建物の価格が緩やかに下落
くしている理由の1つに、、日本独自の状況である
人口の減少
があります。
人口の減少=住む家や土地の需要が減少する
という状況は十分に考えられます。
また、2018年までは増えていた、
世帯数が2019年から減少に向かう
と言われています。
この事実は、これからの住宅や不動産の
需要の減少を決定づけするものになります。
これらの事を考えても、やはりできれば
「今の家を売りたいと考えるならすぐに
行動する」ことを考えるべきです。
特に空き家など「住まない家がある」場合は、
さらに「売らないことによるデメリット」が発生
する場合もあります。
関連する情報としては、次のような
ものがありますので、ご確認ください。↓
他の角度から見ても「売りたい家は
直ぐに売るべき」というはっきりとした
理由があります。
それらを次に解説します。
不動産の価値の指標と住宅の維持の関係
時間の経過で建物の価値が上がることはまずない
ご自身の保有している住宅の市場価値が
変わっていく中で建物自体も変化していきます。
不動産は「不動」という言葉の通り、動くものでは
ありませんが、計画的に修繕や手直しを行わないと、
どんどん劣化し市場の中での価値が下がっていきます。
不動産市場においては、
築年数20年
というのが一つの目安になっておりまして、
それを越えると、市場での価値が
一気に下がっていきます。
特に木造建築の場合、「耐用年数が22年」と
税法上で決まっておりますので、
会計上では22年を過ぎますと、
価値が新築時の10%ほどになって
しまい、市場価値においてはほぼ
ゼロとなってしまいます。
税務上の角度から見るとこうなる
それにかかる耐用年数によって減価償却
されていく金額は、経費として法人か
不動産所得などがあれば経費として
計上できますが、
給与所得や年金所得のみの場合、
経費として算入出来ない場合が多いです。
維持費の負担も問題
それに、不動産や住宅を保有し続けることで、
- (必要最低限の)修繕費
- 固定資産税
- 光熱費
- 保険料
などの維持費が掛かり続けます。
また、住宅の場合、誰も住まない
ほったらかしの空き家でも衛生上、
草取りなどを定期的にしなければ
近隣から抗議を受ける場合もありますし、
日常的な清掃やゴミ捨てなどのメンテナンスを
行わなければならない場合もあります。
家は中の空気の入れ替えをしないと、
家の劣化は見る見るうちに進んで、
ボロボロになってしまいます。
そのことから、住宅の売却のタイミングを
考え過ぎますと、売却まで価値を維持
する諸経費が掛かり続け、
高く売れるタイミングばかりを考えて
いても、住宅の市場価値の劣化は
免れないこともあるので、
結局損をしてしまうこともあるのです。
「今すぐ売りたい」で足元を見られないための大事な方法
ここまでの解説を読んでいただき、
不動産や住宅を売るタイミング
については、いろいろな角度から考える
必要があることがわかっていただけたと思います。
では、ここから
「今すぐ不動産や住宅を売りたい」
と考えて行動する場合の注意点に
ついてお話しします。
事前の見積もり査定は必ず行うこと
不動産業者が不動産売買を行うことは
当然ですがビジネスです。
不動産業者の仕事の中身の種類には
「仲介」や「買取り」「販売」などがありますが、
もし不動産業者が「あなたの家を買い取ります。」
と提示してきた場合、業者はもちろん
できるだけ安く買いたいわけです。
そこで家の持ち主が焦ってしまうと、
相場より安く売ってしまう
という残念な結果になってしまう
状況が考えられます。
仮に「すごく高く売れ無くても」ある程度の
「相場の価格」で売ることは考えなくては
いけません。
そのために必ず事前にやっておくことが、
不動産売却無料一括査定
です。
今では全国どこからでも
インターネットを利用すれば、
誠実な大手不動産会社が、事前に
その家を売るといくらぐらいで売れるのか?
などの査定を行い丁寧にアドバイスをしてくれます。
また、不動産売却無料一括査定では
複数の業者を選んで査定を行えるので、
売却価格の比較などもでき、
その中から1番メリットがありそうな業者を
今後の相談相手業者として選ぶことも
できます。
(※複数の業者に一括査定依頼することで
競争の原理が働きます。
ですので、街の不動産業者1軒だけに
売却査定の見積もりを依頼する場合
と比べると、
不動産無料売却一括査定で提示された
金額の方が高いことが多く、
「提示される売却金額」に
差が出てくることが実際に多くあります。
また、選んだ業者からさらにアドバイスを求める場合、
- 申し込んだ家の土地の所有権の状況(公共の用に供する道路の状況など)
- 建物の状況により、リフォームするべきか解体するべきか
などの調査やアドバイスも無料で行って
くれる場合がほとんどであり、
ユーザーが申し込んだ不動産の売却に
全力でフォローをして取り組んでくれます。
おすすめの不動産無料一括査定
「不動産無料一括査定」を行っている
会社は十数社あるのですが、
当サイトでは、その中でもおすすめできる
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※査定を受けても
- 「今すぐ売らないといけない」
- 「必ず依頼した査定業者のどこかで売らないといけない」
というような成約は一切ありません。
ご安心してご利用ください。
※京都での不動産売買についての
査定相談は当方でも受け付けて
おります。
お気軽にお尋ねください。
とめ まずは家の売却の概算価格を知ってじっくり検討
不動産売却のタイミングで1番ベストな
ときについての考え方をご紹介しました。
あなたの所有している家や土地が
需要の高い1等地であるなら、
自ずとして、相場以上に高く売れる
査定を受けられる可能性は十分にあります。
いずれにせよ、どのような状況であっても、
このページで重要な部分としてお話ししたように、
「不動産売却無料一括査定」を王道通り
しっかりと行うことが大事なポイントです。
このことは必ず覚えておいてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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